Annieの歴代一押しNo.052
2001年8月の投稿
Annieの
今週のイチ押し
File No.52
ポケットモンスター
セレビィ
時を越えた遭遇
SELEBI A TIMELESS ENCOUNTER
セレビィ
時を越えた遭遇
SELEBI A TIMELESS ENCOUNTER
ポケモン映画も今年で4年目。せっかく3年連続で見たんだから、今年も一応見ておくか、と期待もせずに見に行ったのですが、良い!ポケモン史上最高。私がこの10年間に見たアニメの映画の中で「爆走兄弟
烈&豪WGP」に次ぐ2番手。何が良いかというと、そのシンプルさ。初めての映画で気合や思い入れのつまり過ぎな感があった「ミューツーの逆襲」、ラストのお母さんのセリフさえなければ・・・な「ルギア爆誕」、今度は父親の思い入れが痛いほど伝わってきた「結晶島の帝王」。どれも素晴らしい映画でしたが、どうも見終わった後にスッキリしないものが残ってしまって。よく言えば「考えさせられる」なのですが。
今回の「セレビィ」は至ってシンプル。勧
善 懲 悪!以上。絶対的な「悪」であるロケット団幹部の仕業で暴走したセレビィをサトシたちが止める。そして悪は懲らしめられる。話をややこしくする「大自然の怒り」だとかがなかったのがよかった。傷ついたセレビィを救ったのが人間の涙なんてちっぽけなものじゃなかったのがまたまたよかった。そして何よりもセレビィがかわいかった。
私はこの映画で泣きました。涙をボロボロ流して。初期のポケモンでピカチュウとキャタピーが月を見上げて語り合うシーン、あの感覚を長らく、そう、ピカチュウ光線事件以降忘ていたあの感覚が戻ってきました。さすが観客満足度ランキングNo.1は伊達じゃないです。
あとは、豪華なキャスティング小山茉美に戸田恵子。絶対的な安心感を持って映画に集中できます。
残念だったのはスイクンがちょっとなさけなかったこと。まあ、完璧とまではいきませんか。
さて、公開終了まであと5日。良いかイマイチかを判断するためにも劇場へ足を運ばれることをおすすめします。
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