Annieの歴代一押しNo.081
2002年11月17日の投稿
Annie の
今週のイチ押し
File No.81
やっぱり、「記念CGとか募集中~」とか言ってみるもんですね。
で、これはというと、TOKUさんのサイト、「RUSH」にあったアスカさん(EVA)を、おねだししてお持ち帰りしてしまいました。このままお蔵入り、というのはもったいないですからね~。
好きです、アスカ。何がいいかって、その性格の歪み方(^
^; 社会現象にもなった、「新世紀エヴァンゲリオン」(1995年~)って、謎解きをはじめ、いろんな楽しみ方があったけど、やっぱり自己啓発アニメだったんじゃないかなあ。(「ボクは、ボクは、ここにいてもいいんだ~!」ぱちぱちぱちぱちぱち・・・って。)EVAって、りりか(ナースエンジェルりりかSOS・1995年~)にお手当てしてもらわないといけないような、心がビョーキな人がほ~んとにたくさん出てきて、み~んな、生育歴において、何かしらトラウマ(心的外傷)を持っているんでいるんですよね~。
で、これを読んだのが1996年。
「アダルト・チルドレンとその家族」
斎藤 学(さいとうさとる) 学陽書房 (1996年4月15日初版発行) 世間では、癒しブームが始まり、私は「こどものおもちゃ」にはまりつつ、「爆走兄弟 Let’&Go!」の影響で、ミニ四駆にあけくれていたころ。表紙を1枚めくるとこのように書いてあります。
アダルト・チルドレンとは、「安全な場所」として機能しない家族のなかで育った人々のことである。アダルト・チルドレンは、「周囲が期待しているように振る舞おうとする」「NOが言えない」「しがみつきと愛情を混同する」「楽しめない」「フリをする」「自己処罰に嗜癖している」などの特徴をもつ・・・
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この本で言うアダルト・チルドレンとは「アルコール依存症の問題を抱えた家庭の中で成長した大人」で、虐待、ドメステクックバイオレンスを受けた、または受けつづけている人の心の中の問題をいろんな事例を出しな がら説明しています。・・・・・・なのですが、それは狭義のアダルトチルドレン。だんだん話が広がっていきます。
直接的な暴力だけじゃなくって、「やさしい暴力」、つまりは親の過度な期待や過干渉、子どもを支配してしまう親のもとで育ったアダプテッド・チルドレン。それが突如崩壊して暴力事件に発展、みたいな、まさに「いい子が突然キレる」ってな話まで書いてあります。
おお、アスカはこれ系か。赤木家はこのタイプ、葛城家はこのタイプ・・・。でも待てよ、こういうヤツ、身近なところにもいるぞ。そう言えば、友人でもコイツはこれ系、アイツはこれ系。な~んだ、結局自分もこのタイプ・・・。
本当に日常的な暴力の中で生活している方には申し訳ないのですが、ひざをバンバン叩きながら笑いました。
EVAを見るのに、自分や友人を見るのに、一つの観点をつけ加えてくれる、実におもしろい本です。
EVAを見るのに、自分や友人を見るのに、一つの観点をつけ加えてくれる、実におもしろい本です。
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