Annieの歴代一押しNo.112
2004年2月22日の投稿
Annieの
今週のイチ押し
File No.112
なんか久々に大河ドラマをちゃんと毎週見ています。最近では「利家とまつ」(2002年)をけっこうしっかり見ていましたが、結局全部は見ませんでした。
リーヤ君(赤ずきんチャチャ・1994年)も10年たって大人になったね~、とかクウガの斉藤
一カッコイイ~とか、いろいろ見所満載です。あと、私自身が新選組についてほとんど知識がなく、本で読んだこともなく、以前に放映されていたドラマを全く見たことがなく新鮮な気持ちで見ることができているのが良いのかも。
・・・なのですが・・・ちょ~っと気になる点がいくつか・・・。
最初に断っておきます。これは毎日新聞を10年くらい、朝日新聞を15年くらい読み続けてきた私のちょっと偏った見方なのですが・・・。
な~んか、このドラマ、愛国心を教育基本法に盛り込み、憲法(9条)を改正しようとする一連の動きとリンクしてません?憲法の問題って、難しくてくわしくはわかりません。日本国憲法の前文とか第9条とかって涙が出るほど感動できるんだけど、実際問題東京に向かってミサイルが飛んでくるのを撃ち落しちゃったら憲法違反っていうのは本当にピンチですよね。
生まれ育った故郷とか、日本を好きだなあと思う気持ちって必要だと思います。私自身、調布出身でまさに多摩の百姓の孫で、多摩が好きでここに住んでいるわけですし、新選組のOPで撮影協力茨城県○○市、○○町(いづれも育ったところの近く)とか出てくるとついうれしくなってしまいます。とはいえ、第2回「多摩の誇りとは」。さっきも書いたとおり、私は多摩が好きですよ。でも、外敵は切り捨てても、ってのとはちょっとちがう気がする。第6回「ヒュースケン逃げろ」。これはすごかった。確かに日本は美しい。山も、川も、鳥も、金魚も、そして女の人も。私もこの国が好きです。でも・・・日本にだって目をそらしちゃいけない暗黒面もあるわけだし、オランダ人に
「(死んで)この国の土になれることを神に感謝します。」
・・・って、ちょっとやりすぎじゃありませんか? もっと日本人も自分の生まれ故郷だとか、国だとか、所属する集団とかに、愛着・自信・誇りとかを持ってもいいと思います。ただ、その組織への盲従はイカンでしょう。いろいろ書きましたが、言いたいことはこのへんなんです。そう考えだしちゃうと、あの勇の奥さんの良妻っぷりがどうも気になって気になって・・・。
さて、話は大きくそれましたが、今後 近藤 勇 や隊士たちは自分の考えと上司・組織との方針が食い違ったとき、どのような態度をとるのでしょうか?楽しみにしながら、「新選組!」を見たいと思います。
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