Annieの歴代一押しNo.147
2005年9月4日の投稿
Annieの
今週のイチ押し
File
No.147
AMD
Athlon™ 64 3200+(Venice)
GIGABYTE GA-K8NMF-9 GV-NX66T128VP
GIGABYTE GA-K8NMF-9 GV-NX66T128VP
Mets の MEC-701W
GA-K8NMF-9 (こちらもファンレス)
高性能描画機能つ鯛焼き機
裏面にまで延びる巨大ヒートシンク
確かに0dBではありますが・・・。 |
自由研究というわけではないのですが、ニューマシンを組みました。今回のテーマは
速い・小さい・静か。
それまでのマシンが
Athlon 1GHz で RAM 256MB
なので、高速化するにはメモリを増やせばいいわけなのですが、64bit版OSが出ても対応できるようにと、思い切ってAthlon64
3200+ RAM は 1GBにしてみました。
問題は「小さい」。ミニタワーのケースって、ミニという割にデカいんですよね。中身はスカスカだし。スロットは余るし。そこで今回は
Micro ATX にチャレンジ。ケースはさんざん迷ったあげく、Mets
の MEC-701W。
決め手は逆サイドにパッシブダクトがないこと。横置きしたときに天井に邪魔な突起物がないようにと思ったのですが、そのことが後々問題に・・・。
次は、マザー。Socket939
で Micro ATX というと幸か不幸か選択肢が少なく、nForce4-4XチップセットのGIGABYTE
GA-K8NMF-9に決定。nForce4
Ultra のマザーより¥5,000~¥7,000円安い¥11,000で購入。
ビデオはGIGABYTE
GV-NX66T128VP
。3Dのゲームもそこそこ動くファンレスビデオカード。HDDはシリアルATA-II
のDeskstar
T7K250。マザーはS-ATAIIに対応してないのに・・・。まあ、先行投資ということで。
FDD、DVD-RAM、キーボード、マウスは旧マシンから流用。
組みあがったところで電源を入れると、うるさい。元凶はAMD純正のCPUファン。たまらず静音タイプのCPUファンに買い換え(こんなことなら、CPUをバルクで買っておけばよかった)、ついでにケースファンも静音化。かくして、ゲームキューブより静かなニューマシンのできあがり。動作速度は、通常の3倍(体感)。Yahoo!やgooのページが一瞬で表示されます。ポータルサイトの表示速度って、通信速度ではなくて、CPUパワーに依存していたんですね。そうやって買い換え需要を作り出すのか~。かくいう私も、それにまんまと乗せられています。
こう書くと順風満帆に見えますが、現在、最大の問題は熱問題。しかもCPUの、ではなくビデオカードの。
最近のマザーは便利なもので、Windows上でCPUの電圧や温度、ケース内の温度やファンの回転数まで監視・設定できるツールがついているんですね。室温34℃の環境下でも、普通に通信やビジネスソフトを使っている分にはCPUの温度も40℃前後と、まずまずの冷却性能。ところがそこで、3Dのゲームを動かすと、数分でCPUの温度が60℃を越え、アラームが鳴り響きます。アラームを止めるには、そのゲームをやめるか、ケースのサイドパネルをはずすかしかありません。その元凶は、ビデオカードGV-NX66T128VP。ファンレスなのは良いのですが、その発熱量が凄まじく、人呼んで「高性能画像描画機能付き鯛焼き機」普通の状態で、あの巨大なヒートシンクを触るとやけどします。2枚差しになんかしたら、間違いなく鯛焼きができることでしょう。あの葉っぱのマークがタイのうろこに見えてきました。
この熱問題、ビデオカードのせいばかりではありません。ケースの小型化、ファンの風量を下げてまで実現した静音化の結果でもあります。
さて、どうしたものでしょうか。少々音は大きくなっても、背面ファンを強化するか、前面に吸気ファンを取り付けるか、サイドパネルに穴をあけてパッシブダクトにするか・・・。まだまだ楽しめそうです。
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