Annieの歴代一押しNo.169
2006年9月18日の投稿
Annieの
今週のイチ押し
File No.169
X-MEN
ファイナル ディシジョン
ファイナル ディシジョン
公開2日目に見てきました。お話のほうは
毎度のことですが、まあそこそこ でしょうか。そんな、むちゃくちゃおもしろいというわけではないんですよね。どちらかといえば、イマイチまとまりがない感じ。しいて言えばその日の夜、TVでやってた2作目がおもしろかったかな。ただ、毎回考えさせられるのは、「人種(差別)ってなんなんだろうな~。」ということ。けっこうテーマは深いです。
今回の3作目のイチ押しは、もちろんストーム様(ハル・ベリー)。最高!2作目のストーム様も良かったのですが、今回さらに磨きがかかりました。なんて魅力的なんでしょう。スタイルも、表情も、演技も(これは正直なところよくわからん)良いのですが、何が良いかってストーリー全体のキーパーソンじゃないところ。エグゼビア、マグニート、ウルヴァリン、ローグ、サイクロプス、ジーンあたりは、お話的にも肉体的にも絡みがあって、「ちょっとちがうだろう?」みたいなこともあるのですが、今回のストーム様は迷うことなく戦うだけ。そのシンプルさが好き。
で、実は今回の X-MENファイナル、かな~り納得いかないところがあるのですが、激しくネタバレになるので、読みたい人だけお読み下さい↓。
Annieの
今週のイチ押し
File No.169b
X-MEN
ファイナル ディシジョン
ファイナル ディシジョン
ここが納得いかね~ぜ!
どうして、英題が「FINAL STAND」なのに、日本語にすると「ファイナル
ディシジョン」なんだよ~!なんてことはどうでも良くて・・・。
今回のお話は、ミュータントと人間、もちろん差別や偏見、対立はあるものの、ミュータントがある程度市民権を得た世界でのお話。
ミュータントを遺伝子が突然変異して起こる「病気」だととらえた科学者らが、ミュータントを「治療」する新薬を開発。ミュータントたちは治療」するか、そのままミュータントのままでいるかを選択できるようになった。ミュータントとして差別されたり、生きていく上で障害となるミュータント能力を持つ者は、こぞってその「治療」を受けようとする。当然、ミュータントは人類よりも優れた存在であるとし、人類を滅ぼさんとするマグニートーの一味は、いずれ、その新薬を使った「ミュータント狩り」が行われるとし、その新薬の製造工場を破壊しようとする。となると、人類側もミュータントを「治療」する新薬を使った銃を特殊部隊に装備させる。
そこで、ミュータントを「治療」しようとする勢力と、マグニートーの一味との間で、新薬の製造工場を巡った争いになり、人類とミュータントとの平和的共存を目指すX-MENたちは、その工場を守ろうとする。マグニートーたちの力は強く、新薬工場は壊滅寸前。というときに、ウルヴァリン と ビーストは目の前に、その新薬兵器(ミュータントを瞬時に「治療」してしまい、敵のミュータント能力を使えなくしてしまう)を発見。ためらいもなく、それをマグニートーに突き刺すウルヴァリンたち。え~、それやっちゃっていいの~?ミュータントは「病気」で、それは「治療」されるべきで、その気がない人でも、危険だったらそのミュータント能力を無理矢理「治療」しちゃって良いの?
納得いかね~ぜ!
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